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エロ原画家でいきまっしょい

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友達マスター 第三話

第三話 「希望の光」

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友達マスター 第二話

前回のお話はこちら→第一話 「さとしと大木戸」← 

~前回までのあらすじ~
はなこは未亡人だった!しかし大木戸は気にしない!
荒れる鼻息!荒れる息子!そして麺にお湯が注がれた!!
さとしはカップラーメンの麺がのびるのを止められるのか!?

第二話 「荒れる鼻息」


友達マスター?コイツ頭に蛆でもわいてんじゃねえの?

そう思いながら大木戸を見つめるさとし

しかし彼の目には虚偽の色はみられない

あるのは純粋に透き通った子供のような目だけだ

こいつこの年でこんな目ができるとは・・・強い・・

そうさとしは直感で思った

そう思うさとしを意に介さないように大木戸は再び言った

「ポケ・・友達マスターにならないか?」

最初のつまった言葉は無視するとして友達マスターとはなんなのか

さとしは自分で大木戸の言葉を自分なりに考えた

しかし考えても答えは出てこない

観念するかのようにさとしは大木戸に友達マスターとは何なのか聞いた

大木戸は一人で語り始めた

要約するとこうだ

巷では友達バトルと言うものが流行っているらしく

そのすべての頂点に立つのが友達マスターという称号らしいのだ

友達バトルがなんなのか聞いてみたが

どうやら黄色いねずみのモンスターが出てくるゲームのようなものらしい

ただ違うのが使うものが友達ということだ

しかし友達をバトルさせるとはどういうことなのだろうか

そう困惑しているさとしにむかって大木戸は再び語り始めた

「実際のバトルで友達同士をバトルさせるわけじゃない
 
 友達の情報をバトルさせるのじゃ」

やっぱり蛆がわいてるらしい

さとしは何を言ってるのかさっぱり解らなかった

しかしそれでも大木戸は続ける

「バトルの方法はこうじゃ
 
 まずバトルに参加させる友達を選ぶ

 そのあとフィールドに友達を出現させる

 しかしなにも本物を出現させるわけじゃない!

 まずフィールドには友達の3D映像が映し出される

 そして3D映像の友達同士をたたかわせるんじゃ!」

大木度は息を荒げ興奮しながら言う

まじこいつきもい

さとしはそう思いながら身体を後じらせた

それでも意に介さないように大木戸は話し続ける

「ここで注意したいのがダメージは友達同士ではなく本人同士が喰らうということじゃ!

 例えばさとしくんの友達が攻撃した場合あいてのトレーナーにダメージが溜まる

 逆に向こうの友達が攻撃してきた場合さとしくんがダメージを受けるというわけじゃ!」

あかん電波すぎてひく

あきれてさとしはため息をついた

そんな様子をみていた大木戸はさとしを見つめながら言い放った

「・・・友達はいないようだね」

ビクン!

心臓が跳ねた

こいつ触れてはいけない事に・・・

怒りがこみ上げる

さとしは顔を赤くしながら大木戸に食いかかろうとした

しかしそれをさえぎるように大木戸はさとしに言った

「いまの生活に満足しているのか?」

瞬間どきりとした

部屋のまわりを見てみる

そこにはいまだインストール作業をしているパソコンが光を放っていた

隣のパソコンからはかわいい女の子がこちらを見ながら顔を赤らめている

手元を探ってみるとさっき飛んでいったエスケープキーが手の中にある

まるでこのエスケープキーが孤独な自分を表しているかのようで冷たく小さかった

ぎゅっとエスケープキーを握る

このままでいいのだろうか

仮にこのまま一生をおわるとき病院のベッドのまわりには医者以外誰もいないだろう

きっと自分が死ぬころには親も他界しているだろう

そんな孤独に押しつぶされながら自分は死んでいくのだろうか

そう思うと背筋が冷たくなった

会社を辞めるときにもこの感覚を味わったことがある

ロッカーでそう思ったそのときはまだ喜びに満たされていたが今はどうだろうか

喜びはとうになくなりここには偽りしかない

偽りの快感偽りの恋愛偽りの友人関係

すべてはパソコンでつながっているだけの希薄な関係

それが果たして喜びなのだろうか

背筋が更に冷たくなる

もはや痛みすら感じるほどに自分の感覚を支配していた

このままではだめだ

一人は・・・会社にいたときのような孤独な感覚は・・・いやだ

そう思ったさとしは大木戸に向き直り意を決したように言った

「俺ポケっ・・・友達マスターになるよ!」

さとしもかんだ


つづく

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みじかめに更新  by開栓注意

友達マスター 第一話

「友達マスターに俺はなる!」


第一話 「さとしと大木戸」



今日もパソコンの前に座って画面を見つめている

「ああかわいいなもう」

時刻は昼の十二時過ぎ

会社や学校に通っているのであればそろそろ昼の休憩時間であろう

だがこの男は平日昼間にもかかわらず家で一人エロゲーをしている

名をさとしと言う




彼は高校を卒業した後すぐに会社に勤めた

その会社はゴム系接着剤の原料となるチップを製造している会社で

従業員は三十名ほど、俗に言う中小企業の会社であった

高卒のさとしに大企業に勤めるほどの技術も売り込む武器もあるわけがなく

高校側にきた求人票を見て入社を決めた会社だ

高校時代に特に打ち込めることもなくやりたいことも見つからなかった

なので将来どんな職業につこうかなんて物はなく

ただ単に目に止まったそこそこの給料の会社に勤めることにしたのだ

しかしコレが失敗だったのか就いた会社での仕事は単調でつまらなかった

最初のうちは作業を覚えるので精一杯だったので日々が充実しているように感じた

しかしその充実感も半年くらいで薄れた

半年もすると大体の作業は一人で出来るようになり

日々に大した変化がなくなって来た

加えて会社の先輩たちとあまり話題が合わなかった

皆する話といえばパチンコや競馬

そんなものはさとしは今まで一度もしたこともなかったし

したいとも思わなかった

なので先輩たちと話をあまりしないようにした

同期に入社した奴はそれなりにうまく立ち回っていたが

自分にはそういう雰囲気に入る勇気も行動力も持ち合わせてなかった

なので自分一人だけまるで孤立しているように感じた

一年くらいしてさとしはついに決心した

会社やめよ。と

上司にその旨を話すと渋りながらも受諾してくれた

そうして退職届けやそれに関する書類を書きその上司に提出した

書類を渡すときに

「この会社は需要も安定しているし職場環境もいいと思うから今やめるのはもったいない」

なんてことを言ってきたが今の自分にとってそんなもの露も魅力的には感じない

それどころかそんな変化のない会社なんてやってらんねえよ、とさえ思った

それに今更辞めるのを止めますなんて言ったらまたコイツはぐちぐち言うだろう

そうまでして残るほど魅力のある会社でもないので

「あ、もう決めたことなんで」

ときっぱりと言い放った

もっと「てめえの顔がむかつくから辞めるんだよこのくそ!」

とでも言いたかったがさすがにそれは人間としていかんよなと思いとどまった

そうして退職届けその他もろもろを受理してもらった

しかしその日にすぐ辞めれる訳ではないのでその後も一ヶ月ほど仕事をこなした

ったくなんで一ヶ月前じゃなきゃ退職届受理してくれないんだよくそったれ

その日に辞めさせろよ無能な上司が!

などと悪態をついていたが内心はやっと辞めれるとニヤついていた

いや、きっと顔に出ていたので内心ではないか

そうしてついに退社日を迎えた

その日は自分の後釜である人の指導(といっても詳しいことはわからないので作業の流れだけ)

プラス自分の仕事があったのでいつもより忙しかった

しかしその忙しさすら楽しく感じられた

きっと誰もいないところで作業している自分は傍から見たらニヤニヤして気持ち悪かったかもしれない

今日でこんな作業しなくていいんだよなぁ~などと思っていると定時のチャイムがなった

まじかよもう?なんて思ったほどにその日は時間が過ぎるのが早く感じられた

しかし定時のチャイムがなったあとでも仕事は残っていたので仕方なく残業をしていった

その日は珍しく、終わったのが午後八時を超えていた

いつもなら定時をちょっと過ぎるくらいである

まあそんなこと今の自分には関係ないさっさと着替えて帰るかとロッカーに向かう途中に先輩にあった

いつもやさしくしている先輩で自分の中では会社の中で一番話したであろう人物だ

その先輩が「まあ会社辞めた後何するかわからんけど頑張れよ」

と言ってくれた

ちょっと嬉しかった

しかし自分には会社辞めた後の事なんて何も考えていない

けれども何か言わなければ先輩に失礼なので

「はい、がんばります!」

と柄にもなく大きな声で応えた

その先輩が帰るのを目で送るとロッカーに向かった

そうしてロッカーに到着して自分のロッカーの前に立ち着替えるときにふと思った

俺この後どうするんだろう

さっき先輩に励まされたものの自分にはなにもやりたいことがない

このままじゃニートになるしかないじゃないか

そう思うと背筋が少し寒くなった

しかしそんなものはすぐに吹き飛んだ

そう、もう仕事をしなくていいのである

その喜びが自分を満たしていた

ニートがどうしたむしろ勝ち組じゃねえか

などと心の中で笑っていた

ロッカールームを出た後最後にタイムカードを切る

ふうコレでやっと終わりか・・・

そう思いながらカードをかけられたラックに差し込む

コレでもう自分はこの会社で仕事をすることがない

そのタイムカードを切ると言う行為が引き金だったのだろうか

急に身体が軽くなり気分がさらに高潮した

テンションが一気に上がった

もう自分でも何がなにやらわからない

先ほどまでも確かに気分は高かった

しかしそれ以上に今は気持ちが高揚している

まるで崩壊したダムのように勝手に口から独り言が出てくる

「やっべやっべこれからニートだよwwwしねるww」

「こんな気分いつ以来だ?あれだ!彼女が出来たときくらい気分がたけえww」

「やべえマジでやべえ」

「あ!今思ったら俺彼女できたことねえよwww勘違いwww」

などと自分で言ったことに一人でつっ込んでいた

そんな自虐ネタくらいでへこまないくらいテンションは高かった

彼女なんていらねえよバーカ!バーカ!

そんなことも大声で言っていた

かなり傍迷惑な奴だったがそのときはそういう気分だったから仕方がない

そうして独り言を言いながら家に帰っていった





会社を退職してから一ヶ月が過ぎた朝が来た

朝は十二時おきの夜三時寝

もはや朝とも取れない時間に起床する生活リズムは会社に勤めていたときとは正反対である

だからといって直すつもりもないし別にこの生活が嫌いではない

むしろそのほかの奴らがみんな間違ってるんだよ!

俺の生活リズムこそが新人類である証だ!などと世界に対して叫んでいた

そうして布団からのそりと出ていつも通りにパソコンの前に陣取る

パソコンの電源は常にONなのでつける必要がない

今日もWI○NYで何かレアファイルが落ちてきてないか確認する

くそったれ!なんにもいいのねえじゃねえか

もっとちゃんとしたモン流せよ厨房ども!!!と毒づく

ふと「戸田恵理香プライベート写真!本物!ヌードあり!」と言う文字が見えた

喜び勇んでクリックするさとし

しかし喜びのあまりファイル名が異様に長いことに気づかなかった

そのファイルはファイルアイコンが偽装されたウィルスだった

さとしが気づいたのは急に変なダイアログが表示されたときだった

「は?ドライブ・・・デリート?コレなんかやばいんじゃ・・・」

そうおもいキャンセルのボタンを押そうとするもののマウスカーソルがキャンセルボタンの上に行かない

移動させても勝手にダイアログがマウスにあわせて動いてしまう

くそくそっと思いながら必死に押そうとするもののなかなかキャンセルすることができない

そうして三十秒ほどすると勝手にパソコンがフォーマットされてしまった

あまりの出来事に呆然とするものの少しすると怒りがこみ上げてきた

手当たり次第に物に当たる

キーボードを両手に持ち机にたたきつける

その衝撃でエスケープキーが外れて吹っ飛んだ

不運なことにそのエスケープキーがさとしの顔に当たった

軽い痛みが顔に走る

「くそったれ!!」

そういいながらウィンドウズのCDをとりだしDVDドライブにCDを入れる

「くそったれまた再インストールしなきゃいけないじゃないかよ!」

もう今週に入り二度目の再インストールをするさとし

怒りながらもすぐにパソコンを復旧しようとするあたりもうすでに

パソコンがないと生きていけない廃人である

インストールをしている間もう一台のパソコンでエロゲをやり始めるさとし

ロード画面を開く

とそのとき階下から喋り声が聞こえた

「くそ!またババアが友達でも連れて来てんのかよ!だまれよ!」

そういいながらヘッドホンを耳に付ける

コレで外界から自分を隔離することが出来る

うるさい雑音も気にならない

そう思いながらさとしはロード画面をクリックした





コンコン

玄関のドアから音が聞こえた

はなこは見ている昼ドラの音量を小さくして玄関に向かう

こんな時間に誰かしら?そう思いながらのぞき窓をのぞく

魚眼レンズのように歪んだレンズの先には白髪の年をとった

しかしそれでいていまだ精気に満ちた顔つきをした男性が立っていた

(大木戸さんだわ・・・なにか用があったのかしら?)

そう思いながら戸を開けるはなこ

「こんにちは大木戸さん、なにか御用でしたか?」

よそ行き用の声で言うと開口一番、大木戸と呼ばれた男性は

「やあはなこさん、さとしくんはいるかの?」

と明るい声で言った

あまりにも透き通った声だったのではなこは困惑しながら

「ええ、今は部屋にいますけど・・・」

と答えた

すると大木戸は何の遠慮もなしに靴を脱ぎ玄関に上がってきた

「あの・・・大木戸さん?」

心配するようにはなこは話しかけた

「心配しなくても大丈夫じゃ、たださとしくんに話があるだけですから」

と大木戸は何も気にすることなくずかずかと家に上がりこんできた

(てめえの頭が心配だよくそ!)とはなこは思ったがそこは大人なはなこ、我慢をした

しかし息子になんの話があるのだろうか

そうはなこは思った

息子は会社を辞めてからほとんど家に引きこもっている

そんな息子に大木戸さんは何か用事があるみたいだ

もしかしたら仕事の斡旋でもしてくれるのだろうか

自分としては息子には少しでも早く社会復帰して欲しいと思っている

友人もあまりいなさそうだし

だからといってこちらからあまり強く言おうものなら息子は怒るであろうし

なので今は本人の自主性にまかせているのだけれど・・・

もし大木戸さんがそういったことで話をしにきてくれるのであるのであれば大歓迎だ

しかし違う事情ならしかたないと、はなこは受話器の前に立ち110を押す準備をした

そんなはなこを尻目に大木戸はリズムよく階段を上っていく

まるで子供がスキップしているような軽快さだ

それを見てはなこは思った

コイツ・・・ちゃんと仕事してんのか?と

そんなはなこの心配をよそに大木戸は二階のさとしの部屋の前に立った

そしてなんの遠慮もなく扉を思いっきり開けた




怒りながらもさとしはエロゲのロード画面をクリックした

ヘッドホンからは軽快な音楽が流れる

怒りが徐々に落ち着いていく

ああやっぱりゲームはいい・・と思ったその瞬間

部屋の中に音と共に衝撃が走った

音の方向を見ると扉の向こうに白髪の男性が立っている

「大木・・・戸?」

さとしは理解できなかった

なぜこの家に他人である大木戸がいるのだろうか

チャイムの音もしなかったしなにより一階には母親がいるはずだ

それなのにコイツは自分の部屋の扉の前に立っている

何がなんだかわからない

そうやって困惑しているさとしに大木戸は言い放った

「友達マスターをめざしてほしいんじゃ」




つづく


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こんな記事書いてる暇があったら絵をかけばよかった・・・  by開栓注意

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開栓注意

HN:開栓注意(kaisenn)

エロ原画家になるため修行中 
お年:24(1/27)
性格:おっぱい大好きすぎて
生きるのがつらい 
好き:ロリ(二次元) ツンデレ(二次元) プリーツスカート おっぱい おっぱい メガネ ニーソ パンツ
絵描き歴:5年経過
  (十年したらきっとうまくなるさ・・・)

個人的に連絡を取りたい方はこちら
kaisennitame○mediacat.ne.jp
(○を@に変えてお送りください)
遅くとも1週間以内には返信いたしますが、もし送られてこなかった場合お手数ですがこのブログのコメント欄にその旨を非公開でもかまいませんので書き込んでいただけるようお願いします(その際に連絡先のメールを書き込んでいただけると助かります)

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